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ローラー式書類ホルダー

既成の書類ホルダーの1例

私のアイデア書類ホルダー

 

私の手造りで本体は板で、紙送り棒には、ガス用ゴムホースが、
適度な重さと滑り止め効果があり快適に紙を押し上げてくれました。

上は滑り止めの効いた横棒
下は書類を載せる板部分

アイデアを考えたきっかけ

私の知人は職業がら、
コンピュータと一緒に書類ホルダーを使用しています。
その知人によると、既成の書類ホルダーは
① 行の指示棒の操作が固い
② しばしば横棒が垂れ下がって行に対して斜めになる
③ 原稿に厚みがでた場合は、支持棒が原稿から離れる
 
などなど不便な点が多くありました。
 もっと快適な書類ホルダーがないだろうかといつも探していました。
私はそのような問題点を解決した書類ホルダーを作ろうとしたのがきっかけです。

アイデアのポイント

既存の書類ホルダーは
原稿のどの部分まで作業が進んでいるかを示す横棒は
上下移動式のものがほとんどです。
私のアイデアのこのローラ付き書類ホルダーは、
原稿の上に、
表面に摩擦力のあるローラが付いた横棒を乗せて、
ローラ自身の重さ又は軽く押し付ける装置によって、
原稿などに圧着させローラを回転し原稿を移動させるものです。
(上の写真と図を参照)。

新提案の便利な点 
① 従来の行指示棒の操作は上下動作であるが、
この提案は回転動作で作業し易い。
② ローラの位置が、従来の横棒の代りをするものであり
両端で支えられているローラは原稿に平行が保たれる。
③ 書類が厚くても、
指示棒が書類から離れることはない。

さらにこのようにすると今原稿のどの部分の作業中かは、
④ ローラの位置が一定なので、
一定の高さの目線に位置していることになり見やすい。
⑤ 従来の横棒の場合、
支持棒の「つまみ」部分は一方にのみ付いていたが、
ローラ式の場合。常時左右に付いているため、
左右どちらの手でもローラの回転ができる。

以上の利点が挙げられる。
写真は木製であるが、
プラスチックや金属板で造るのが使いやすいと思われます。

現在の状況

数社に提案書を送りましたが、
書類ホルダー自体を使用している人口が少ないので
商品化は難しいという答えでした。
今後ますますコンピュータは人々の生活に入り込んできます。
将来を見込んで商品化してくださる会社を募集中!